GBP
英ポンド(GBP)とは?ブレグジット後の英国通貨を解説
英ポンド(GBP)はイギリスの通貨で、世界で3番目に取引量の多い通貨です。ブレグジット以降の動向とポンド円相場の特徴を解説します。
英ポンドの基本情報
GBP(British Pound Sterling)はイギリスの法定通貨です。世界最古の通貨のひとつとして知られ、現在も米ドル・ユーロに次ぐ主要通貨として外国為替市場で広く取引されています。発行はイングランド銀行(Bank of England / BOE)が担っています。
ポンドは1ポンド≒190円前後(2024年時点)と主要通貨の中でも1単位あたりの価値が高く、ポンド円(GBP/JPY)は「女王様」の愛称で知られる値動きの激しいペアとして人気があります。
ブレグジットがポンドに与えた影響
2016年の国民投票でEU離脱(ブレグジット)が決定した際、ポンドは一夜にして約10%急落するという歴史的な下落を記録しました。その後も離脱交渉の進捗次第で乱高下が続き、為替リスクの象徴ともなりました。
2020年に正式離脱が完了してからは不確実性がある程度解消され、BOEの金利政策に焦点が移っています。英国の高インフレと利上げサイクルがポンドを支える一方、景気後退リスクが重しとなる場面も見られます。
ポンド円相場を動かす要因
BOEの政策金利決定(MPC会合)は最重要イベントです。英国CPI(消費者物価指数)や雇用統計の結果によって市場の利上げ・利下げ予測が変化し、ポンドが動きます。
また英国と欧州の貿易関係・地政学リスクもポンドに影響します。日英金利差が拡大するとポンド高円安、縮小すると円高ポンド安の圧力がかかりやすくなります。
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