HKD
香港ドル(HKD)とは?米ドルペッグ制の仕組みと特徴
香港ドル(HKD)は米ドルにペッグ(連動)した特殊な通貨制度を採用しています。その仕組みとリスクについて解説します。
香港ドルの基本情報
HKD(Hong Kong Dollar)は香港の通貨で、香港金融管理局(HKMA)が管理します。
1香港ドル≒19〜20円程度(2024年時点)です。米ドルとのペッグにより、ドル円が動くとほぼ同じ幅でHKD/JPYも動きます。
米ドルペッグ制(連動相場制)とは
1983年から香港は米ドルと「連動相場制(Currency Board System)」を採用しています。1米ドル=7.75〜7.85香港ドルの範囲にレートを固定し、HKMAがこの帯を維持するために無制限介入を行います。
そのためHKD/USDは非常に安定しており、香港ドルを購入することは実質的に米ドルを保有するのと近い状態になります。
ペッグ制のリスクと議論
ペッグ制を維持するためには大量の外貨準備が必要です。政治的・経済的危機(1997年アジア通貨危機、2019年デモなど)の際にはペッグ解除を求める投機的売り圧力がかかることがあります。
長期的にはペッグ制を継続するか否かの議論が続いており、香港の政治的安定性とも密接に絡む問題です。
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