投資

ドルコスト平均法で為替リスクを抑える|積立で高値づかみを避ける

為替の先行きを正確に当てるのはプロでも困難です。そこで有効なのが「ドルコスト平均法」。一定額を定期的に積み立てることで、為替の高値づかみリスクを平準化する考え方を解説します。

ドルコスト平均法とは

ドルコスト平均法とは、一定の金額を定期的に(毎月など)投資し続ける手法です。金額を固定すると、価格が高いときは少なく、安いときは多く買うことになり、平均購入単価が自然とならされます。

外貨建て資産では、これが為替にも効きます。円高でドルが安いときは多くのドル資産を、円安でドルが高いときは少なく買うため、結果として取得レートが平均化されます。

「いつ買うか」を悩まなくてよい

為替が今後上がるか下がるかは誰にも正確には読めません。一括で買った直後に円高が進めば大きく損をする可能性がありますが、積立なら購入タイミングを分散できるため、一度の判断ミスの影響が小さくなります。心理的な負担が軽いのも大きな利点です。

メリットと注意点

主なメリットは、①高値づかみのリスク分散、②感情に左右されず継続できる、③少額から始められる、の3点です。一方で注意点もあります。

長期的に右肩上がりの資産では、理論上は早く一括投資した方がリターンが高くなる傾向があります。ドルコスト平均法は「リターンの最大化」ではなく「リスク(ブレ)の抑制」を目的とした手法だと理解しておきましょう。また、積立中も為替変動の影響をゼロにはできません。

外貨積立・投信積立で実践できる

多くのネット証券・銀行では、外貨預金の積立や投資信託の自動積立が利用できます。毎月の自動買付に設定すれば、手間なくドルコスト平均法を実践できます。NISAと組み合わせれば為替差益も非課税になります(外貨建て資産とNISA活用法)。

現在の為替水準の参考にUSD/JPYチャート通貨比較もご活用ください。あわせて米国株投資と為替の関係も読むと理解が深まります。

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